映像は標準テレビ信号（SD）からハイビジョン（HD）を経由して4Kや8Kと超高解像度化が進んでいます。
HDの16倍ものデータ量になる8K映像をインターネットで利用するにはデータの取扱に工夫が必要になります。
8K映像の場合、どこをズーム拡大してもくっきり映像が見られる、それにより広い領域を引いて撮影できるので撮影現場でのカメラ台数を減らすことができるなどの視聴者側、制作側の利点も創出できます。
当社では8K映像を取り扱ったウェブサービス開発や映像処理技術に取り組んでいます。
事例
NHKエンタープライズと開発した、My 8K on Demand (最新版は8Kオペラグラス）は演劇やミュージカルなどの舞台を8Kで撮影し、それらをスマートフォンやタブレットで楽しめるアプリケーションです。
実際の観劇でも全体を見たり、オペラグラスで気になる役者さんにフォーカスをしたりすると思いますが、本アプリでも同様に映像の任意の場所をズームして視聴できます。
元データが8Kのため、いわゆるデジタルズーム的な低画質にはならずに、細部まで高画質にお楽しみ頂けます。