[テレビ東京ワールドビジネスサテライト]に登場しました!

2013年7月

プレスリリース「『STORES.jp』を運営するブラケットと業務提携」に関連して、2013年7月11日23:00から放映されたテレビ東京ワールドビジネスサテライト(WBS)にて、Panoplazaが紹介されました。

しばらくの間、アーカイブ動画はテレビ東京ワールドビジネスサテライトのウェブサイトにてご覧頂けるようです。

ネット通販サイト「STORES.Jp」を手がけるブラケットはきょう、実際の店舗をネット上に再現した「バーチャルストア」のサービスを始めました。店を歩くように買い物ができ、商品だけでなく店の雰囲気が分かるのが特徴です。従来は無料でしたが(商品6アイテム以上で月額980円)、今回は1回の撮影で2万5,000円で提供します。
ブラケットと提携し、実店舗の撮影などネット上に「バーチャルストア」を構築するのが、ベンチャー企業のカディンチェです。社長の青木崇行氏は元ソニーの研究者。撮影したデータを元に、4ヶ所移動できるものなら1時間ほどで処理し、バーチャル空間を再現することができます。日本一の高層ビル「あべのハルカス」に6月開業した近鉄百貨店本店でもバーチャルストアを今月下旬に開設予定です。男性向け売り場「男の隠れ家」や地下の食料品街を展開し、ネット通販の売上増加と実店舗への集客の双方を狙います。(テレビ東京ワールドビジネスサテライトのウェブサイトより)

『STORES.jp』を運営するブラケットと業務提携

2013年7月

報道関係者各位
プレスリリース

2013年7月11日
カディンチェ株式会社

『STORES.jp』を運営するブラケットと業務提携
~ 『STORES.jp』ストアオーナー向けに
パノラマ・バーチャルストア構築サービスを提供開始 ~

カディンチェ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:青木 崇行)は、2013年7月11日(木)より、株式会社ブラケット(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼CEO:光本 勇介)と業務提携を行い、同社が運営する『STORES.jp』のストアオーナー様向けにパノラマ・バーチャルストア構築サービスを開始することをご報告いたします。

弊社では、2011年7月のサービス開始以来、パノラマ・バーチャルストア構築サービス『PanoPlaza(パノプラザ)』を、大手百貨店様を初めとする数多くのお客様のオンラインショップにご提供してまいりました。

また、『STORES.jp (ストアーズ・ドット・ジェーピー)』は、2012年8月にリリースされた、オンライン上で誰でも簡単にオンラインストアを作ることができるサービスです。今年4月には、登録店舗数が30,000店舗を突破し、急速にストア数を伸ばしつつあります。

この度の業務提携では、実店舗をお持ちの『STORES.jp』のストアオーナー様は、ご応募頂くことで低価格でパノラマ・バーチャルストアをご利用頂けるようになります。

パノラマ・バーチャルショップでは、360度パノラマ写真を閲覧・操作しながらあたかも実店舗を訪れたかのような感覚でショッピングをお楽しみ頂けるようになる他、実店舗の世界観や雰囲気を、あますことなくPRできるため、店舗集客を促すO2Oツールとしてもご活用頂けます。

弊社は、本提携を通じて、より多くの方がパノラマ・バーチャルショップをご覧になる機会を一層増やすとともに、様々な規模の小売業者様へのご導入提案を加速させていきたいと考えております。

■バーチャルストア構築サービス『PanoPlaza』運営会社
名称: カディンチェ株式会社
所在地: 東京都品川区小山6-7-12
設立:2008年8月8日
代表者:代表取締役社長 青木崇行
事業内容:空間表現技術の研究および企画・開発運営
URL:https://xs267448.xsrv.jp/kadinche/

■『STORES.jp (ストアーズ・ドット・ジェーピー)』運営会社
名称: 株式会社ブラケット
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-1-6F
設立:2008年10月10日
代表者:代表取締役兼CEO 光本 勇介
事業内容:インターネットビジネスの企画・開発・運営
URL:http://bracket.co.jp/

『STORES.jp』を運営するブラケットと業務提携

2013年7月

報道関係者各位
プレスリリース

2013年7月11日
カディンチェ株式会社

『STORES.jp』を運営するブラケットと業務提携
~ 『STORES.jp』ストアオーナー向けに
パノラマ・バーチャルストア構築サービスを提供開始 ~

カディンチェ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:青木 崇行)は、2013年7月11日(木)より、株式会社ブラケット(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼CEO:光本 勇介)と業務提携を行い、同社が運営する『STORES.jp』のストアオーナー様向けにパノラマ・バーチャルストア構築サービスを開始することをご報告いたします。

弊社では、2011年7月のサービス開始以来、パノラマ・バーチャルストア構築サービス『PanoPlaza(パノプラザ)』を、大手百貨店様を初めとする数多くのお客様のオンラインショップにご提供してまいりました。

また、『STORES.jp (ストアーズ・ドット・ジェーピー)』は、2012年8月にリリースされた、オンライン上で誰でも簡単にオンラインストアを作ることができるサービスです。今年4月には、登録店舗数が30,000店舗を突破し、急速にストア数を伸ばしつつあります。

この度の業務提携では、実店舗をお持ちの『STORES.jp』のストアオーナー様は、ご応募頂くことで低価格でパノラマ・バーチャルストアをご利用頂けるようになります。

パノラマ・バーチャルショップでは、360度パノラマ写真を閲覧・操作しながらあたかも実店舗を訪れたかのような感覚でショッピングをお楽しみ頂けるようになる他、実店舗の世界観や雰囲気を、あますことなくPRできるため、店舗集客を促すO2Oツールとしてもご活用頂けます。

弊社は、本提携を通じて、より多くの方がパノラマ・バーチャルショップをご覧になる機会を一層増やすとともに、様々な規模の小売業者様へのご導入提案を加速させていきたいと考えております。

Stores.jp

  • ■バーチャルストア構築サービス『PanoPlaza』運営会社
  • 名称: カディンチェ株式会社
  • 所在地: 東京都品川区小山6-7-12
  • 設立:2008年8月8日
  • 代表者:代表取締役社長 青木崇行
  • 事業内容:空間表現技術の研究および企画・開発運営
  • URL:https://xs267448.xsrv.jp/kadinche/
  • ■『STORES.jp (ストアーズ・ドット・ジェーピー)』運営会社
  • 名称: 株式会社ブラケット
  • 所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-1-6F
  • 設立:2008年10月10日
  • 代表者:代表取締役兼CEO 光本 勇介
  • 事業内容:インターネットビジネスの企画・開発・運営
  • URL:http://bracket.co.jp/

ICELAND 2013 参加レポート

2013年6月

こちらの記事はカディンチェ株式会社ホームページに記載されているICELAND 2013 参加レポートの転載になります。

2013年6月11日から16日にアイスランドはセールフォスで開かれたICELAND 2013: The International Panorama Photography Conference (国際パノラマ写真会議)にスピーカーとして参加してきた。パノラマ写真のアプリケーションとして一般的に思いつくのはGoogle Streetviewであろうが、それ以外にも不動産の物件案内や観光地案内にバーチャルツアーが使われていたり、カーレースの様子をパノラマ動画で見せたり等、近年ネット上での利活用は盛んになって来ている。今回は約30のパノラマ写真関連の講演に対して約150人の参加者が、会場であるHotel Selfossに集った。それら講演の中から特に目を引いた8講演について紹介する。

パノラマ関連ソフトウェア: Kolor & VideoStitch

特に存在感を見せていたのがKolor社である。パノラマバーチャルツアーを作成するソフトウェアとして良く使われているのがKolor(フランス)のAutopanoやPanotourであるが、今回の会議でも製品の大きなアップデートを用意して来た。Autopanoではいよいよパノラマ動画用のオーサリング機能が充実し、Panotour Pro 2では静止画バーチャルツアーに対するリッチなコンテンツ付加等を可能にして来ている。また新発表であるKolor EyesシリーズではiOS端末でパノラマ動画を取り扱う為のソフトウェア開発環境を提供しており、いよいよパノラマ動画時代の到来を感じさせるものだった。

パノラマ動画の同期・スティッチに特化したスタンドアロンソフトウェアとしてはVideoStitch(フランス)がある。これは複数台のカメラを用いることで360度をカバーした動画撮影をし、それら複数の動画像を撮影後のポストプロダクションで同期・合成するソフトウェアである。アルゴリズムの洗練により正確かつ高速な処理が可能になっている。

パノラマ関連撮影ハードウェア:iSTAR & Roundshot

パノラマ写真を自動で撮影するカメラとしてはGoogle Streetviewの撮影に使われているLadybugシリーズが有名ではあるが、高価なため一般的なパノラマ写真業者や個人がそれを利用することは難しい。そういった企業や個人に向けたパノラマカメラから2種類を紹介する。

1つ目はNCTech(イギリス)のiSTARである。これは装置内に4つのカメラとレンズが配置されており、撮影からパノラマ写真の合成までハードウェア内で行うカメラである。比較的画質が良いのに加えて、今回の発表では動画対応の準備も順調に進んでいることが紹介された。

2つ目はRoundshot(スイス)のVR Driveで、これはギガピクセル写真を撮る装置Gigapan (アメリカ)のような自動撮影カメラ雲台である。動作が高速なこと、設定が細かく調整できることが特徴だ。またLivecamもラインナップにあり、360度のストリーミング配信を実現していて、すでにスキー場や飛行場の監視用等に発売している。

パノラマ動画用リグ: Freedom360Rig & 360Heros

この1年で急速に開発・普及されてきているのがパノラマ動画であり、その中でも複数のカメラをリグで固定して、後にソフトウェア処理で動画を合成する方式に使われるのがFreedom360Rig(アメリカ)と360Heros(アメリカ)である。ともにアクションカメラであるGoPro向けに設計された商品である。


パノラマコンテンツクリエータ: Airpano & Oceanview

全体の発表の4分の1を占めたのが各国のパノラマコンテンツクリエーターがそれぞれ特殊な環境で工夫して撮影したパノラマコンテンツの紹介である。空中、水中、世界で最も高いビルの屋上、ロケットの発射基地内、映画スターなどがそれらの対象である。

Airpano(ロシア)はパノラマ写真愛好家のグループであり、ほぼ毎月、世界の各地で空撮のパノラマ写真・パノラマ動画の撮影と公開を行っている。今回の発表ではアイスランド、インド、エベレスト等での撮影が紹介された。

Catlin Seaview Survey(オーストラリア)はそもそもは珊瑚礁の研究組織であるが、珊瑚礁の調査の一環で水中のパノラマ写真を撮影し、それがGoogle Oceanviewとして公開されたことで注目された。撮影には1眼レフカメラを複数台使用した撮影機材を使用して、重力がない水中だからこそ取り回しが出来る装置を使い高画質な写真を撮っている。

パノラマ写真ホスティング・クラウドサービス: Panoplaza

日本からは唯一の発表となった弊社の発表では、パノラマバーチャルツアーをウェブサービス上で作成しデータをホスティングするクラウドサービスとしてPanoplazaを紹介した。特にその利用者ターゲットをE-Commerceにフォーカスしていること、コンテンツクリエータとそのコンテンツを利用する企業クライエントがパノラマバーチャルツアーを共有できること、そして各種の実験的な機能が評価された。

写真や動画を360度に展開して利用するパノラマ写真・パノラマ動画はこれまでも各国のコンテンツクリエータにより作成されて来たが、近年はそれらクリエータを支援するハード・ソフト・サービスの充実が目覚ましく、パノラマ写真・パノラマ動画のさらなる普及が期待されている。ICELAND 2013はそれらの最先端企業・写真家・クリエータが集う会議であった。来年も同様の会議は予定されていて、ただいま開催地を検討中だそうです。弊社は、去年日本から参加していたパノラマクリエーター・ブロガーの二宮さんの紹介で参加することになったが、関心のある方は参加をお勧めします、とても面白かったです。

[日刊工業新聞]に掲載されました!

2013年5月

2013年5月21日(火)の日刊工業新聞第一面にて、「ベンチャーは朝育つ:カディンチェ 店舗のPRに威力」という記事を掲載頂きました。先日参加したモーニングピッチの特集記事になります。

IVRPA ICELAND 2013に参加します

2013年5月

2013年 6月10日(月)〜16日(日)にかけてアイスランドにて開催されるイベント:「IVRPA(The International Panoramic Photography Conference 以下:IVRPA)」に、PanoPlazaが出展・発表させて頂く事になりました。

IVRPAは、パノラマ業界の国際的なイベントで、パノラマ合成に欠かせないPTGuiというスティッチングソフトや、ビュワーを提供しているKRpanoというツール、パノラマ撮影時に利用する雲台として世界的にも有名な「Nodal Nijna」など、世界中からパノラマ業界のメインプレーヤーが集結します。

PanoPlazaは、「PANOPLAZA: CLOUD TOOL FOR PANORAMA VIRTUAL SHOP & EVENT」と題してプレゼンテーションをさせて頂く予定です。イベントの概要は下記の通りとなります。

ICELAND 2013: The International Panoramic Photography Conference
日時:2013年6月10日(月)-16日(日)
場所:Hotel Selfoss, Selfoss, Iceland(アイスランドのセルフォス)
詳細:http://www.iceland2013.org/
主催:IVRPA (International VR Photography Association)

IVRPA ICELAND 2013にて発表

2013年4月

こちらの発表は無事に終了しました。ICELAND 2013参加レポートはこちらです。

カディンチェはパノラマ写真に関する研究開発やサービス提供をしています。サービス開発の過程では、各種ソフトウェアツールを利用したり(PTguiというパノラマ写真合成ソフトやkrpanoというパノラマビューワー)、業界のブログ(日本語では最も充実したパノラマ情報ブログQTVR Diaryなど)を参照させてもらったりします。最先端のことに取り組もうと思うと、世界中の開発者との連携や情報取得が重要になってきます。

そこで当社としては初めて、パノラマ業界のイベントにて発表・参加することにいたしました。日頃、業界の方々に直接的・間接的にお世話になっているので、出来る限り当社としても恩返し=日本での当社事例の紹介をしたり、また最先端の知見に触れたいと考えております。

ICELAND 2013: The International Panoramic Photography Conference
日時:2013年6月10日(月)-16日(日)
場所:Hotel Selfoss, Selfoss, Iceland(アイスランドのセルフォス)
詳細:http://www.iceland2013.org/
主催:IVRPA (International VR Photography Association)

当社の発表タイトルは、「PANOPLAZA: CLOUD TOOL FOR PANORAMA VIRTUAL SHOP & EVENT」でして、概要は以下のようになります。

Soko Aoki will share his experience utilizing the panorama virtual tour for E-Commerce, Events, and general virtual tours and discuss the future vision of space expression technology.
Panoplaza is a panorama virtual shop editing tool implemented on cloud computing platform by Kadinche corporation Tokyo Japan.
Users are able to upload not only panorama photos but also merchandise information to create online virtual shop. These users can easily make tags on items in their virtual shop. Panoplaza has been hosting Japanese major department stores’ virtual shops such as Daimaru, Isetan, and Tokyu.
Clients of Panoplaza use the system for both E-Commerce’s interactive contents and O2O (Online to Offline) marketing tool. There are several features which solve these clients’ needs such as keyword search, access analysis, and downloadable e-book format.
Panoplaza received Microsoft Innovation Award 2011 (Japan), Tablet Solution Award 2012 (Japan) and Open Web Asia Awards 2012 (Asia)


当社のプレゼンテーション以外にもパノラマ業界の多くの魅力的な会社・開発者・写真家の発表が予定されています。また現地や参加終了後にレポートさせて頂きます。

北米向けパノラマバーチャルショップ:BrowseWellとの提携

2013年4月

Panoplazaの海外展開の経緯

パノラマバーチャルショップサービスPanoplazaを始めた頃から、これがクラウドサービスであることを最大限アピールして、海外での展開を希望してきました。去年はシンガポールでのStartup Asia 2012やEchelon 2012、ルクセンブルクでのICT Spring 2012、中国でのOpen Web Asia 2012等でプレゼンテーションやデモンストレーション展示をして、海外のメディアにも取り上げてもらいました。これらのイベントやメディアでの露出をきっかけとして、世界中の方から問い合わせを頂いてきました。

北米大陸:BrowseWellとして展開

そしてこのたび、北米大陸(アメリカ、カナダ、メキシコ)のE-Commerce向けのサービス展開を発表いたします。アメリカはテキサス州ダラスに本拠地を構えているBrowseWell LLCとのパートナーシップを組み、北米大陸での活動を開始いたしました。これまで北米からバーチャルショップ構築のお問い合わせを頂いても、弊社スタッフが気軽に営業・撮影に行けないことから、お客様のご要望に応えられずに歯がゆい思いをしておりました。今回の提携により、BrowseWell社では撮影から構築まで弊社と同様のサービスを行っておりますので、日本と変わらないクオリティーを提供して参ります。

Company Name: BrowseWell, LLC
Address: 2517 Manana Dr. Dallas, TX 75220, USA
Tel: Tel 214-814-0667​
E-mail: ​info@browsewell.com
URL: http://www.browsewell.com/

BrowseWell社のウェブサイトでは第1弾のお客様として、インテリア・家具ショップのCantoni様の事例が紹介されています。北米大陸にてバーチャルショップの撮影・構築・運用をお考えのお客様は、是非上記のBrowseWell社にコンタクトを取ってみて下さい。日本語でのお問い合わせについては引き続き弊社にて承っております。

ドン・キホーテ様がPanoPlazaを利用して店舗空間を社内共有

2013年3月

報道関係者各位
プレスリリース

2013年3月6日
カディンチェ株式会社

ドン・キホーテ様がバーチャルツアー作成ツール、
PanoPlazaの自社運用を本格的に開始
~ 新店舗の空間をバーチャルツアー化し、社内で迅速に共有 ~

カディンチェ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:青木崇行)は本日、株式会社ドン・キホーテ(以下、ドン・キホーテ)様における店舗空間の社内共有システムとして、当社バーチャルツアー作成ツール、PanoPlazaの本格的な運用が開始されたことを発表します。小売業界においてリアル店舗の「ショールーミング」が進む中、PanoPlazaは、店舗空間のバーチャルツアー化を通じて、店舗間でのノウハウ共有を促進します。

小売業界に求められる「ショールーミング」対策

昨今、小売業界では「ショールーミング」の傾向がますます加速しています。「ショールーミング」とは、Eコマースやスマートフォンの普及を背景に、消費者が商品の確認はリアル店舗で行い、購入はオンライン・ショッピングで済ませてしまう購買行動のことです。小売事業者はオンライン・ショッピングに対してより差別化された購買体験を消費者に提供することが求められていると言えます。
このような中、ドン・キホーテ様は創業以来、圧縮陳列に代表される独自の店舗演出により、アミューズメント感あふれる「買い場」作りに注力されてきました。また、2012年6月期には、グループ合計で新たに21店を出店。全国40都道府県に242店舗を展開し、ネットワークの更なる拡大にも取り組まれています。

店舗空間のバーチャルツアーコンテンツを自社で作成し共有

ドン・キホーテ様のユニークな店舗空間は、他社には無い最大の特長と言えます。そこで、同社では「買い場」作りを支える店舗演出や商品陳列などのノウハウを日本各地の店舗間で共有する仕組みとして、360度パノラマ写真を使ったバーチャルツアーコンテンツに着目。
お客様ご自身でもバーチャルツアーコンテンツを簡単に作成・公開できるPanoPlazaをご利用頂くことで、実際の店舗を見学することが難しいスタッフでも、他店の状況をよりリアル感を持って把握し、自店の運営にスムーズに役立てることができるようになりました。また、専門的な知識が無くても360度パノラマ写真が撮影できる特殊なカメラも導入し、撮影から公開までの全てのプロセスを自社内で完結する体制を確立されています。

新店舗でも撮影翌日には全社員が閲覧可能に

具体的には、新店舗のオープン前におよそ30~60地点でパノラマ写真を撮影し、写真データを本部に転送後、バーチャルツアーコンテンツの作成を行なっています。撮影の翌日には本部スタッフはもちろん、各店舗スタッフも社内イントラネット上で新店舗の様子を閲覧できるようになるなど、非常に迅速なオペレーションを展開されています。2012年4月の試験的な利用開始から、既に21の店舗で600枚以上のパノラマ写真が撮影・共有されており、対象となった売場面積は、合計で50,000平方メートル以上にも及びます。

お客様からの声:コスト削減にも貢献

今回の発表にあたって、ドン・キホーテ オペレーション統括本部 情報システム部 部長代理 夏目様から以下のようなコメントを頂戴しましたので、ご紹介させて頂きます。

従来では、当社の経営陣も新店舗に足を運び、現場の状況把握を行なっていましたが、全国各地で新規出店の数が増えてくると、全てを訪問することが難しくなっていました。過去に訪問したことのある店舗であれば通常の写真でも可能かもしれませんが、全く新しい店舗は360度パノラマ写真でなければその場の雰囲気を直感的に掴むことができません。お客様にお買い物を楽しんで頂くための買い場作りに力を入れている当社ならではの施策と言えます。PanoPlazaを使ってバーチャルツアーコンテンツを社内で公開することで、最新店舗の演出や商品陳列の様子を他店舗のスタッフが参考にすることができますし、実際に現地に行かなくとも済むことから、移動コストの削減にもつながっています。

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:カディンチェ株式会社
担当者名:井村俊介
TEL:03‐6451‐3560
Email: imura@xs267448.xsrv.jp

ドン・キホーテ
ドン・キホーテ

バーチャルツアーコンテンツ表示画面(実際のコンテンツでは上下左右360視点移動が可能)

関連記事(英語)

  • “Japan’s PanoPlaza helps retail management visit franchise stores virtually” on SD, Japan
  • “Japanese discount chain store Don Quijote adopts PanoPlaza to share panorama virtual shops on their intranet” on e27, Singapore
  • ”Japanese Don Quijote Chain Store Adopted PanoPlaza Technology to Build Panorama Virtual Shops” on Technode, China
  • ドン・キホーテ様がPanoPlazaを利用して店舗空間を社内共有

    2013年3月

    報道関係者各位
    プレスリリース

    2013年3月6日
    カディンチェ株式会社

    ドン・キホーテ様がバーチャルツアー作成ツール、PanoPlazaの自社運用を本格的に開始
    ~ 新店舗の空間をバーチャルツアー化し、社内で迅速に共有 ~

    カディンチェ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:青木崇行)は本日、株式会社ドン・キホーテ(以下、ドン・キホーテ)様における店舗空間の社内共有システムとして、当社バーチャルツアー作成ツール、PanoPlazaの本格的な運用が開始されたことを発表します。小売業界においてリアル店舗の「ショールーミング」が進む中、PanoPlazaは、店舗空間のバーチャルツアー化を通じて、店舗間でのノウハウ共有を促進します。

    小売業界に求められる「ショールーミング」対策

    昨今、小売業界では「ショールーミング」の傾向がますます加速しています。「ショールーミング」とは、Eコマースやスマートフォンの普及を背景に、消費者が商品の確認はリアル店舗で行い、購入はオンライン・ショッピングで済ませてしまう購買行動のことです。小売事業者はオンライン・ショッピングに対してより差別化された購買体験を消費者に提供することが求められていると言えます。

    このような中、ドン・キホーテ様は創業以来、圧縮陳列に代表される独自の店舗演出により、アミューズメント感あふれる「買い場」作りに注力されてきました。また、2012年6月期には、グループ合計で新たに21店を出店。全国40都道府県に242店舗を展開し、ネットワークの更なる拡大にも取り組まれています。

    店舗空間のバーチャルツアーコンテンツを自社で作成し共有

    ドン・キホーテ様のユニークな店舗空間は、他社には無い最大の特長と言えます。そこで、同社では「買い場」作りを支える店舗演出や商品陳列などのノウハウを日本各地の店舗間で共有する仕組みとして、360度パノラマ写真を使ったバーチャルツアーコンテンツに着目。

    お客様ご自身でもバーチャルツアーコンテンツを簡単に作成・公開できるPanoPlazaをご利用頂くことで、実際の店舗を見学することが難しいスタッフでも、他店の状況をよりリアル感を持って把握し、自店の運営にスムーズに役立てることができるようになりました。また、専門的な知識が無くても360度パノラマ写真が撮影できる特殊なカメラも導入し、撮影から公開までの全てのプロセスを自社内で完結する体制を確立されています。

    新店舗でも撮影翌日には全社員が閲覧可能に

    具体的には、新店舗のオープン前におよそ30~60地点でパノラマ写真を撮影し、写真データを本部に転送後、バーチャルツアーコンテンツの作成を行なっています。撮影の翌日には本部スタッフはもちろん、各店舗スタッフも社内イントラネット上で新店舗の様子を閲覧できるようになるなど、非常に迅速なオペレーションを展開されています。2012年4月の試験的な利用開始から、既に21の店舗で600枚以上のパノラマ写真が撮影・共有されており、対象となった売場面積は、合計で50,000平方メートル以上にも及びます。

    お客様からの声:コスト削減にも貢献

    今回の発表にあたって、ドン・キホーテ オペレーション統括本部 情報システム部 部長代理 夏目様から以下のようなコメントを頂戴しましたので、ご紹介させて頂きます。

    従来では、当社の経営陣も新店舗に足を運び、現場の状況把握を行なっていましたが、全国各地で新規出店の数が増えてくると、全てを訪問することが難しくなっていました。過去に訪問したことのある店舗であれば通常の写真でも可能かもしれませんが、全く新しい店舗は360度パノラマ写真でなければその場の雰囲気を直感的に掴むことができません。お客様にお買い物を楽しんで頂くための買い場作りに力を入れている当社ならではの施策と言えます。PanoPlazaを使ってバーチャルツアーコンテンツを社内で公開することで、最新店舗の演出や商品陳列の様子を他店舗のスタッフが参考にすることができますし、実際に現地に行かなくとも済むことから、移動コストの削減にもつながっています。

    ドン・キホーテ

    ドン・キホーテ

    バーチャルツアーコンテンツ表示画面(実際のコンテンツでは上下左右360視点移動が可能)