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Kolor社のソフトウェア説明会
先日、パノラマ用ソフトウェアを制作・販売しているKolor社(仏)が来日し
ソフトウェアアップデートに関する説明会が行われました。
弊社ではモーションVRを使用したサービスを始めた事もあり、特に動画編集が
どのように変化するのか関心を抱きながら出席してきました。
以下、説明会の対象ソフトウェアの中から弊社でも使用している「Autopana Giga」「autopano Video Pro」に
ついて、どのような機能が追加され、どういった使い方ができるのか記事にしたいと思います。
「Autopana Giga 3.5」
まずは静止画パノラマを生成するソフトの「Autopana Giga 3.5」です。
今回のアップデートにより画像認識機能がアップし、コントロールポイントの検出が向上されています。また、異なる焦点距離
や露出、魚眼レンズや望遠レンズなど様々なレンズが混在した画像でもパノラマの合成が可能になりました。
この機能追加によりあまり高画質を求めなくてもよい変化が乏しい部分(一色で出来ている壁や青空など)は魚眼レンズで
撮影しておき、その一方で細部まで見せたい部分については望遠レンズで撮影するなど、撮影する場所に
応じてレンズを使い分けパノラマを生成する事ができます。Kolor社からは、各画像枚のオーバーラップは最低2割程度を推奨しているとの事で、このオーバーラップ部を考慮
しながら撮影することになります。もちろんノーダルポイントは統一しないといけませんが。
その他にも露出に関する調整機能やマスク機能が最新されており、使い勝手がかなり向上されている様にうかがえました。
「autopano Video Pro 1.5」
続いて数台のカメラで撮影した動画をパノラマ動画として生成するソフト「autopano Video Pro」についてです。
最新版 1.5が近日中に公開されます。その中の新機能として特に関心を抱いたのは「1つの動画内で所定のフレーム間を指定し、そのフレーム間に対して
水平調整が可能となる」という機能です。
本機能が追加される事によって、撮影途中にカメラの位置を傾けてしまった場合でも、傾けた箇所から再度、水平調整を行う事で、カメラの位置を傾ける前の動画と水平状態を合わせる事ができます。
そのため、1つの動画として常に水平に撮影されていたかの様に編集する事ができます。
また、スタビライズ機能が追加され多少の揺れはソフト側で吸収してくれる様です。
歩きながらの撮影などでは、どうしても揺れが出てしまうので、どの程度の揺れを吸収してくれるか期待が高まるところです。
正式リリースを心待ちにしたいと思います。
説明会の最後に参加者全員対象の抽選会が行われました。商品はKolor社が販売しているパノラマ写真集の「Panobook」。
結果は、残念ながら当選する事は出来ませんでしたが、Kolor社のパノラマソフトウェアの機能が豊富になってきており、ますます
勢いづいているのを実感した説明会でした。
ICELAND 2013 に参加しました!
ICELAND 2013 に参加しました
2013年6月11日~16日、アイスランドはセールフォスで開かれたICELAND 2013: The International Panorama Photography Conference (国際パノラマ写真会議)にスピーカーとして参加してきました。
イベント参加の詳しい内容は、カディンチェ株式会社のホームページに記載されておりますので、詳細はこちらをご覧下さい。
Open Web Asia Awards 2012を受賞しました!
Open Web Asia Awards 2012を受賞しました!
中国は海南島で開かれたOpen Web Asia 2012にて、その年にアジアで発表された約100のウェブサービスをリストアップし、アジア各国のテクノロジーやスタートアップ系のオンラインメディア関係者10人により投票し、トップ10が実際にプレゼンテーションをするというイベントにて、Panoplazaがトップ10に選ばれてOpen Web Asia Awards 2012を受賞しました。
Open Web Asia 2012の詳細についてはこちらでご覧頂けます。
ルクセンブルク ICT Spring 2012 に参加しました
ルクセンブルク ICT Spring 2012 に参加しました
2012年6月12日、PanoPlazaの運営を行っているかディンチェ株式会社は、欧州最大級ICTイノベーションフォーラムであるICT Spring 2012に参加出展し、優秀賞を受賞しました。
今回は、アジアでのスタートアップイベントへの参加をきっかけに増えつつある海外からの問い合わせと、特にPanoPlazaが対象としているE-Commerceの潜在顧客が存在するであろうヨーロッパでのマーケティングを検討し、参加出展を決定致しました。
イベント参加の詳しい内容は、カディンチェ株式会社のホームページに記載されておりますので、詳細はこちらをご覧下さい。